「清 竜人さんにオファーを断られたら、今回の企画自体なくなっていましたね」

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 根本宗子が作・演出を手掛ける劇団、月刊「根本宗子」は今年で旗揚げ10周年を迎えたが、そんなアニヴァーサリー・イヤーのラストを飾るのは、清 竜人が劇中歌の作詞・作曲を手掛ける『今、出来る、精一杯。』。2013年と2015年にも上演された劇団の代表作だが、ダンサーやミュージシャンも加わった音楽劇となる今作は、根本曰く「リメイクだけどほぼ新作だと思ってやっていますね」とのこと。清は俳優としても舞台に参加し、同棲している恋人女性に依存している男性・安藤を演じる。

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「清さんは昔からファンでライヴにも行っていたので、一方的に知っていたんです。存在自体のファンなので、どうせお願いするなら作詞・作曲だけじゃなく、俳優としても出てもらいたかった。それを断られたらこの企画自体なくなっていました。事務所を通してオファーをしたんですけど、直筆でお手紙を書いてお願いしました」

 2015年の再演からキャストは一新されており、ベテランから若手まで幅広い俳優が揃っているのも特徴だ。

「初めてご一緒する俳優さんやミュージカルのイメージがあまりない俳優さんとやろうと思っていました。坂井真紀さんや池津祥子さんのような、昔から自分がずっと見ていた方たちから、今井隆文さんや内田慈さんみたいな舞台の土台をしっかり作ってくれる方、未知の才能を秘めている若い方まで、自分の中でこれぐらいのバランスで存在していて欲しいなと思っていることが、明確にキャスティングに出ているかもしれません。語弊を恐れずに言うと、手堅い人だけでやることにあまり興味がなくて。竜人さんが安藤をやることも含め、見る人がどんな舞台になるか予想がつかないキャスティングにしようというのはありました」

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 舞台初経験という清 竜人だが、彼は俳優としても魅力的な存在だと根本は言う。

「アーティストとしての清 竜人像が既に確立されている人なので、普段のそのまんまで舞台にいてくださいって言っています。でも竜人さんは、これは何を表現しているシーンなのかとか、誰に対して何を思っているかっていうことにすごく敏感な人なので、素晴らしいバランスです。あと、竜人さんがやる安藤は、台詞を減らして、歌っちゃってもいいんじゃないかなって思っています。ちなみに、稽古場にピアノがあるので、短い曲だったらシーンを何度か見た竜人さんがその場で曲を弾いてみて、"あ、それが近いかも!"みたいなことを言いながら、その場で作っていくこともあります。音楽家が現場にいるっていうことの贅沢さが半端ないですね」

 公演のチラシは2種類あり、根本と竜人、それぞれが写っているデザインだ。

「竜人さんが主演っていうことをより広く知ってほしかったので、2パターン作りました。音楽シーンに向けてチラシを配る時は、竜人さんのチラシを持って行ったほうが確実にいいですから(笑)。私は普段演劇を観ない人にこそ観にきてほしい、間口を広げたいっていうのが常にあるので、今回も様々な意味で、新しいお客さんが演劇に興味を持つきっかけの作品にしたいなと思っています。本当に竜人さん、楽曲もお芝居も素晴らしいので。」

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