加藤和樹、鎌苅健太、河合龍之介が、10年ぶりに再会する同級生に。『僕らの未来』読み合わせ

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加藤和樹さん・鎌苅健太さん・河合龍之介さんが、ミュージカル『テニスの王子様』卒業から10年の節目に再集結し上演する舞台project K『僕らの未来』が、いよいよ12月6日(木)から東京、大阪で上演されます。

げきぴあではその稽古初日に潜入。前回の顔合わせレポートに続き、今回は読み合わせレポートをお届けします。

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加藤さんの楽曲「僕らの未来~3月4日~」(アルバム『Face』収録/2007年)を原案に、演出も手掛けるほさかようさんが脚本化した本作。果たしてどんな作品になるのでしょうか......!

まずは役紹介!

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△加藤和樹

藤代 樹(ふじしろ・いつき)33歳

途上国を転々と旅する日本語教師

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△鎌苅健太

安藤 健(あんどう・たける)33歳

映像ディレクター

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△河合龍之介

倉田陽介(くらた・ようすけ)33歳

ハウスメーカーの営業

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△なだぎ武

干場武夫(ほしば・たけお) 48歳

「ナーサリー来夢(らいむ)」のマスター

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△吉高志音さん

神山レオン(かみやま・れおん) 18歳

「ナーサリー来夢」のアルバイト店員 

 

***

   

 

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物語の舞台になるのは"マスター"の店「ナーサリー来夢」。そこにビザの更新のために帰国したがやって来て、大学時代からの仲間である陽介と10年ぶりの再会を果たします。海外を飛び回りながら日本語教師を続ける、夢の映画監督になった、3人の中では唯一の既婚者である陽介。そんな3人の久しぶりの再会はみんな笑顔です。

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ちょっととぼけた、ノリのいい、ツッコミ役の陽介3人のやり取りは「これ初めての読み合わせですよね?」と言いたくなる完成度。

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そんな3人を大学時代から見守ってきたマスターですが、店でアルバイトを始めた10代のレオンにどう接していいかわからず。レオンはレオンでスマホ片手に冷めた空気を醸し出しています。読み合わせでは、マスターの引け腰な会話や、それに対するレオンの「は?」という冷たい言葉にクスクスと笑いが。

この作品ではいろいろな"ギャップ"が描かれます。

ひとつは「夢と現実のギャップ」。再会した3人は、はじめは大学時代のノリと勢いで盛り上がりますが、だんだん「今」が滲み出てきます。自由に夢を語り合っていたあの頃とは違い、家族や生活などの現実を背負って働いている陽介。一方、はあの頃に語ったそのままに生きている。そのズレは苦しさを生みます。

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もうひとつは「ジェネレーションギャップ」。この作品の登場人物は、18歳で高校3年生のレオン、33歳のたち、48歳のマスターと、15歳ずつ違う3世代が揃います。それぞれ、生きてきた時代や環境、これまでの人生の長さ、互いを「違う」と思う気持ち、「セクハラ」「パワハラ」という言葉、そういうものから生まれるコミュニケーションの弊害。

描かれるさまざまなギャップは、年齢や環境によって捉え方も共感する登場人物も変わりそうです。

読み合わせ中、終始楽しそうだったキャスト達。ほさかさんからは「3人の空気感は既にできはいるけど、立ち稽古が始まったら"探る"というよりはどんどん試していってほしいです。ちょっとやりすぎ?くらいから始めていきましょう。せっかくこういうメンバーが揃ったから、お芝居バトルが見たいです」とコメントも。これからどのような芝居ができていくのか、楽しみです!

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△演出のほさかようさん

 

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公演は、12月6日(木)から16日(日)まで東京・品川プリンスホテル クラブeX、12月20日(木)から23日(日・祝)まで大阪・大阪ビジネスパーク円形ホールにて上演。

撮影:源賀津己
取材・文:中川 實穗

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