アブラクサス次回公演は「奇跡の人」からはじまる、その後の物語。

optimism

演劇ユニットアブラクサスは2007年、西洋哲学などを中心に学んできたアサノ倭雅が、岩崎高広と立ち上げた集団で、演劇を通して愛と希望で全ての生命を繋ぎたいとのテーマで物語を創作しつづけている。そのアブラクサスが2016年に公演した「PASSION∞ヘレン・ケラー『光の中へ』∞」から2年、この物語で伝えたい事が溢れた今、『奇跡の人』からはじまる、その後の新たな物語「『OPTIMISM』~明日は今日より美しい。明後日は明日より美しい。楽天主義はそう信じている。ヘレン・ケラー~」を9月5日(水)~9日(日)シアターグリーンBASE THETAERで上演する。稽古場で創りながらよりよいものにする為変更していく手法で創作しているという、脚本 アサノ倭雅からのメッセージが届いた。

Mrs.Asano

【アブラクサス アサノ倭雅メッセージ】
ヘレン・ケラーと言えば『奇跡の人』は有名ですが、彼女のその後の人生を知ると、もっともっと凄いのです。
物語は1887年、南北戦争が終戦してから22年後のアメリカが舞台となります。
この時代は、ぼろ服から大富豪へ、アンドルー・カーネギー、ジョン・D・ロックフェラーのような実業家がアメリカンドリームを体現する一方で、ヘレン・ケラーの生家、ケラー家の住む、南部アラバマ州では、戦前は、黒人奴隷を使った農場経営によって成り立っていた為、戦争で負けた後、優雅な栄光ある生活から没落していく家が後を絶ちませんでした。ケラー家もそのひとつでした。
この時代は、障害がある者は、周りから黒人と同様に人間として扱われなかったのです。その中で、アン・サリバン先生や家族や多くの人に支えられながら、自ら道を切り開いていくヘレン・ケラーの物語は、現代に生きる私達に本当に大切なものは何なのかを心の底から感じさせてくれます。
『OPTIMISM、楽天主義』は、ヘレン・ケラーが大学時代に書いた本の題名です。
ヘレン・ケラーとアン・サリバン、そしてヘレン・ケラーを愛した家族や人々の物語です。ご期待下さい!

【ストーリー】 
1章
人種差別、障害者への風当たりの強い時代、1887年アメリカ南部アラバマ州タスカンビアのケラー家では、1歳8ヶ月の時に突如襲った病魔によって見えず、聞こえず、話せずという障害をおったヘレンに家族の間で手に負えなくなっていた。
そこで家族はアメリカ北部のパーキンス盲学校から「アン・サリバン」を家庭教師として招く事になるのだった…
 
2章
1896年、ヘレンは16歳になりアン・サリバンと共にアメリカ北部の盲学校へ通う為家族とは離れて暮らしていた。
ケラー家では、経済状況の悪化や借金から、ヘレンの父アーサーはヘレンを見世物小屋に入れる事を決めるが、アーサーの考えに反対のヘレンの母ケイトと、アン・サリバンは言い争いとなる。
その時ヘレンは密かな夢を抱くようになっていたのだった…。
 
3章
1916年ヘレンの書いた本が世界中で読まれ、アンと共にレンサムに家を買い暮らしている。
ヘレンの政治的思想が発端となってマスコミに叩かれ、かつ仕事が減っていく、アンは身体の具合がよくない事が続き将来を案じるのだった…。
 
※OPTIMISMは、歴史的事実を元にしたフィクションです。
 
アブラクサスは稽古場創りながらよりいいものにする為変更していく手法で創作しています。日々変わる場合はブログなどでお知らせしていきます。

abraxsas

【公演情報】
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アブラクサス16th
『OPTIMISM』
「明日は今日より美しい。明後日は明日より美しい。楽天主義はそう信じている。ヘレン・ケラー」
作◇アサノ倭雅
演出◇岩崎高広 アサノ倭雅
出演◇坂東七笑 星野クニ 神山武士 甲斐裕之 高橋壮志 羽杏 今里真
9/5~9/9◎シアターグリーンBASE THEATER


『LADY OUT LAW!』


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