嘉穂劇場、改修費集めに苦慮 水害15年、寄付金激減 新規利用開拓に活路 [福岡県]

2003年7月の集中豪雨で壊滅的な被害を受け、全国から支援金が寄せられ復興した飯塚市の芝居小屋「嘉穂劇場」が建物や設備の補修時期を迎え、改修資金集めに頭を痛めている。老朽化した屋根の張り替えや空調設備の修理などに少なくとも5千万円かかるが、近年は事業収益や寄付金が減少し、必要な設備投資に踏み切れない状態だ。劇場関係者は危機感を募らせ、資金確保の手だてを模索する。 1931年開業の嘉穂劇場は、木造建築の国登録有形文化財。2003年の集中豪雨では桟敷席や升席が水に漬かり、備品も使用不能になった。4億円かか ...