【舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~】エメラルダス役の凰稀かなめが語る「一匹狼なのが自分と似ている」

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6月23日(土)から東京・北九州・大阪で上演される舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~

クイーン・エメラルダスを演じる凰稀かなめさんに意気込みを語っていただきました!

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――宇宙をさまよう女海賊クイーン・エメラルダスとはどんな人物ですか。

鉄郎が成長する過程で出会う者たちの一人で一匹狼。「私の船を撃ったのは誰?」と名台詞を言えるのが嬉しいですね。メーテルが機械人間で一見優しそうだけど謎に包まれているのに対し、エメラルダスは見た目が怖く、みんなから恐れられています。でも、いざメーテルが危険に陥った時は一番に助けに行く、その正義感の強さは生身の人間だからこそ。漫画原作の作品は難しくて、原作ファンの方々にはすでに表情や動き、喋り方などのイメージがあるでしょう。髪が綺麗になびくか、マントが美しく翻るか、素早い立ち回りができるか。そこを大切にしつつ、中身の人間が演じる新しさを加え、作っていきたいです。

――顔に傷のある役は初めて?

はい。エメラルダスの顔の傷は、背負うものがあるから。ビジュアル撮影時に顔に傷をつけたら、彼女の想いが伝わってきました。私も一匹狼で(笑)、人にベタベタしない。彼女と同様に、目的を成し遂げるためにとことん集中するタイプです。

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――ビジュアル撮影の時、松本零士先生にサーベル銃の抜き方を直伝されたとか。

エメラルダスは二刀流で、サーベル銃と銃を身につけていますが、銃の向きが逆なんですね。なぜかというと、体の前で手をクロスして同時に抜くからだと、動きを教えていただきました。パッとやってみたら......難しかったです。

――サーベル銃の長さを自らご提案なさったと聞きました。

最初サーベル銃が短かったんです。確かに取り出しやすく、戦闘シーンもやりやすいけど、クオリティの高い作品を作るのなら原作通りに長さを出したら? と申し上げて。その結果、10センチくらい長くなりました。鉄郎にサーベル銃を向けるシーンが、原作のイメージ通りになると嬉しいです。

――宇宙にロマンを感じますか。

空を見るといいよと言われたことがあって。宝塚在団中はその意味がわからなかったのですが、退団後に肩の荷が降りて、時間などに余裕が出たら空を見上げられるようになりました。何千年先か、もしかしたら近い将来、この物語のように宇宙を旅する、また宇宙で普通に喋る、地球以外の星に住む時代が来るでしょう。でも戦争は終わらないし、歴史は繰り返されてゆく。人工知能の発達にしろ、機械伯爵を予感させますし。ある意味、この話をリアルに感じられる時代が今だと感じます。

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――最後にメッセージを。

様々なジャンルのプロフェッショナルが揃うこの舞台、何といっても松本先生が総監修。まずお稽古場でぶつかり合って、いい作品を目指します。開幕をお楽しみに!

壮大な名作アニメが立体的に蘇る。公演は6月23日(土)から30日(土)まで東京・明治座にて。その後、北九州、大阪を巡演予定です。

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写真:川野結李歌

取材・文:三浦 真紀

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