さよなら県民会館(上)大規模ホール 県民の要望受け完成

県内最大のホールを持ち、コンサートや講演会などの会場となってきた県民会館が5月末、57年の歴史に幕を下ろす。芸術文化の普及や育成を支えてきた会館の歩みを振り返る。 ◇  ◇ 「あれほど厳しい品質管理の現場は経験したことがなかった。とても難儀したが、無我夢中だった」。県民会館を建設した清水建設(東京)の社員で、現場監督の一人だった鈴木進太郎さん(81)=潟上市=は当時をこう語る。 県民会館は、大規模ホール建設を望む声の高まりを受け、建設が決まった。県は1960年、老朽化した県記念館を解体し、跡地で建設工 ...