【1789特集(4)】『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日直前! 囲み取材レポート

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■ミュージカル『1789』2018年版特集vol.4■


フランス生まれ、日本では2015年に宝塚歌劇団で初演され、翌2016年には東宝版として新たに上演されたミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』

打ち込みなども多用された斬新なサウンド、ファッションショーのような美しい衣裳、迫力の演出と、今までのミュージカルの価値観を破り「革命を起こした」と呼ばれるこの作品の再演が、いよいよ明日、開幕します

初日を目前に控えた4月8日、キャストの皆さんによる囲み取材が行われました。
その模様をレポートします。1789_2018_04_01_3850.JPG

登壇したのは、ロナン役の小池徹平さん&加藤和樹さん、オランプ役の神田沙也加さん&夢咲ねねさん、マリー・アントワネット役の凰稀かなめさん&龍真咲さんの6名。

衣裳を着けての登場です。華やか!

メインキャストとなるこの3役は、いずれもダブルキャストです。

ロナン・マズリエ
...「ボース地方という田舎で暮らしている農民ですが、父親を殺されたことをきっかけにパリに出て行き、そこで出会った仲間とともに自由や平等、愛を知り、それを求めて革命を起こそうと奮闘する、真っ直ぐな熱い青年」(by小池)

小池徹平
「今回、新しい風を吹かせてくださる方もいますが、(自分たちは)前回もやっている分、2年前にやったものより各々がブラッシュアップしている感じは、今の稽古の状態でもすごく出ています。ダブルキャストですし、僕と和樹だったらロナンのいい意味での違いも感じながら、お客さまに楽しんでもらえるんじゃないかな。..."いい感じ" だと思います!」1789_2018_04_02_3912.JPG

加藤和樹
「稽古を重ねてきて、初演にはなかった熱をすごく感じています。(演出の)小池修一郎先生を筆頭に僕ら続投組、そして新しく加わったメンバーからも色々な化学反応が起きて、初演よりも熱い熱を皆様に届けられるのではないかなと思っています。徹平君も今言ったんですが、それぞれのダブルキャストで全然違う色が見えるので、それも楽しみにしていただければ」1789_2018_04_03_3980.JPG


オランプ・ドゥ・ピュジェ
...「マリー・アントワネットさまのご子息、王太子ルイ・ジョセフ王太子さまの養育係として王室に仕えています。その中でロナン・マズリエと出会って、色々な気持ちや葛藤が芽生え、成長していく女性の役」(by神田)

神田沙也加
「もう初演から2年もたったのかということに本当にびっくりしています。2年たったから何かを変えていかなきゃとか、新しいことをやらなきゃということではなく、2年間の間に勉強したこと、経験したことが私自身の中にあると自分で信じて、役により真摯に向き合うということだけを考えて最後までやっていきたい」
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なお、神田さんは<第43回菊田一夫演劇賞>を受賞したことが、4月4日に発表になったばかり!
それについては
「個人的に長年、ひとつの目標としていた賞なので、本当に知らせを聞いた時は泣きましたし、嬉しかった。舞い上がらずに地に足を付け、その受賞を自信や誇り、みんなと調和するパワーに変えて、それぞれの作品......今だったらこの『1789』に貢献していけたらと思います」
とコメントも。

 
夢咲ねね
「一度経験している作品なのに、初めて通したときにすごい息切れや疲労感があって、こんなにも大変なものだったのかなと改めて実感しています。同時に、毎回本当に新しいものが生まれているなと思っているので、新鮮な気持ちで公演が出来ると思います」
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マリー・アントワネット
...「フランスの王妃でございます。簡潔!」(by凰稀)

凰稀かなめ
「この役をやるごとに、毎日毎日全然違う感情が生まれてきたりしています。お客さまの前にまず立ってみて、お客さまと一緒にこの作品をもっともっと作り上げていきたいです」
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龍真咲さんは、この東宝版は初参加!ですが、宝塚版でロナン役を演じています。
「やはりこの『1789』という作品に対して、ロナンからの視点の先入観が大きかったので、最初はそれを取り払うことが大変だったのですが、お稽古して、小池さん、加藤さんが演じるリアルな男性のロナンを間近で感じることが出来て、興奮するし、この作品が愛される意味を改めて感じています。私がロナンを演じた3年前に、もしこのふたりのロナンと出会っていたら、もっとこうだよ、ああだよと(自分に)言いたいことが多々ありましたが、この作品が自分の中ですごく大きな存在感を持っているんだなということを日々実感しています」と現在の心境を。1789_2018_04_07_3940.JPG


会見ではその他、さまざまな話題が出ました。


――アクションも多い作品。体力に自信は?

小池
「体力ですか(笑)? 2年前よりは身体の節々はちょっと痛いかなというのはあります。足腰に...(くる)。ダンスも激しいですし、2年前より身体のケアを意識して、終わったらちょっと冷やしたりとか、色々しないとだめだなと感じています。肺がね...重いです。本当に(笑)」

加藤
「初めてダンスナンバーを稽古でやった時に、「あ、意外と身体が覚えてるし、スムーズにいけたな」って思ったんです。そうしたら翌日に来ました。徹平ちゃんも言いましたが身体のケアを十分に気をつけてやらないといけないと思います」
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――衣裳も豪華で見どころのひとつ。苦労はありますか?

神田
「『1789』の再演をやらせていただくにあたって、本当にこの美しいドレスたちを着させていただけるということも、楽しみにしていたんです。なので毎日舞台稽古などで着させていただいて、こんなディテールがキレイだったなとか、(今着ている衣裳も)袖がバラになっているところとか、こういうところに見惚れているので、普段着とは着心地やフィット感も違いますが、すべてを楽しんでいるので、苦労はありません。全部好きです」

夢咲
「私もこんなに豪華な衣裳が並んでいるものを見るだけでテンションがあがります。アクセサリーのひとつひとつも可愛い。オランプは(ダブルキャストのふたりのドレスが)同じデザインにもかかわらず生地が違っていたり、色味が少し違っていたりするので、そういうところも見て楽しいのではと思います」1789_2018_04_10_3869.JPG

凰稀
「多分この作品の中で一番豪華なのがマリー・アントワネットだと思います。最初のゴンドラで登場するシーンの白いドレスが一番重くて、2年ぶりに着ても腰にくるなと(笑)」


「(楚々と)わたくしは、いつも着ておりますので、苦労する点などはございません。いつもどおりです」(一同笑)1789_2018_04_11_3871.JPG


――(小池さんに)日生劇場では本日ウエンツ瑛士さんが出演する『リトル・ナイト・ミュージック』が開幕する。エールがあれば。

小池
「(笑)。僕らも明日初日なので、そちらにかまっていられる余裕はないんですが。まあ劇場も近いですし、和樹が頑張っているあいだに観にいこうかな、はい(笑)。頑張って欲しいなと思います」

★げきぴあでは『リトル・ナイト・ミュージック』も連載中です!→コチラ
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最後に、主役・ロナンを演じるおふたりが公演ををアピールし、会見は終了となりました!

「いよいよ明日から始まります。全員が胸を張ってお客さまにお贈りできる作品になっています。みんなで一体になってこの作品を盛り上げていきたいと思いますので、一緒に熱くなりたいなと思います!」小池

「2年前に「ミュージカル界に革命を起こす」と銘を打って上演された作品でしたが、また新たな革命を皆さまにお届けすることが出来ると思っていますので、ご期待ください」加藤
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取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)
 

【公演情報】
4月9日(月)~5月12日(土) 帝国劇場(東京)
6月2日(土)~25日(月) 新歌舞伎座(大阪)
7月 博多座(福岡)

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