【メリー・ポピンズ特集(8)】『メリー・ポピンズ』稽古場レポート◆囲み取材編◆

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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(8)■

3月18日(日)からプレビュー公演が始まるミュージカル『メリー・ポピンズ』

げきぴあでは稽古場に潜入し、【歌唱シーン編】に続き、囲み取材編】をお届け!

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今回は、メリー・ポピンズ役(Wキャスト)の濱田めぐみさん平原綾香さん、バート役(Wキャスト)の大貫勇輔さん柿澤勇人さんが登壇した【囲み取材】の様子をまるっとお伝えします。

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――稽古の進行状況は?

平原:毎日朝から晩までみんなで力を合わせて稽古をしている状態です。あともうちょっとで開幕ですが、しっかりと頑張っていきたいと思っています!

濱田:最初に比べて作品に慣れてきました。1日中みんなで稽古場で過ごしているので、その親密さや信頼が築けているので、このままの調子で舞台稽古と公演初日を迎えられたらなと思っています。

大貫:やっていて"慣れ"がすごく大事だなと思っています。振り付けの量がものすごく多いので、振りと身体の動きと台詞と感情が身体に染みないとできなくて、それにかなり苦労した期間があったんですけど、少しづつできるようになってきて。やっとお芝居をしている感じになってきました。

柿澤:毎日9時間くらい稽古場にいて。ぶっちゃけ超つらいんです(笑)、ハードな稽古で。でもそれくらいやらないと、子供から大人まで楽しめるエンターテインメントに仕上がらないと思うので。僕たち演者もスタッフさんも一丸となって、苦しんで楽しんで乗り越えたら、3月には素晴らしいものになると信じています。

――『メリー・ポピンズ』といえば仕掛けも多いですが、その練習はいかがですか?

平原:メリーは特に魔法を使うことが当たり前という役なので、たくさん魔法が出てきて、けっこうパニックです(笑)。魔法を覚えないといけないので。まずは小技から練習しています。

濱田:今、綾が言ったように、小さい魔法から段階を経て、だんだん大きな魔法を、魔法学校の先生に習っています。今はまだ見習いなので!

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――バートは天井のタップもあるそうですね。

大貫:壁と天井でのタップがあるんですけど、2月に入ってからその稽古を少しずつしています。足をおろせば鳴るものが、上げないとならないというのがちょっと不思議な感じで、最初全然慣れなかったんですけど、やっと少しずつ慣れてきたのかなって。

柿澤:難しいですね。勇輔が言ったように壁も天井も一周するんですよ。宙ぶらりんになってタップの練習をしています。

大貫:ハーネスをつけたまま......

平原:(小声で)ハーネスなんて言っちゃダメだよ。

柿澤:(笑)。

大貫:まああの...魔法のね、鎧を着けるんですけど(笑)。それで1シーン演じるので大変ですね。


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――メリー役のおふたりは、役柄はもう染み込みましたか?

平原:メリー・ポピンズはいつも背筋がスッとしていて、話し方も
テキパキしてるので。滑舌が良くないといけないのでそこは苦労しながら、メリー・ポピンズの"宇宙人らしさ"をどうやって出したらいいのか、毎日向き合ってます。

濱田:自分の中に近いものもあったりもするのですが、最終的に決断するときは"濱田めぐみの決断する部分"と"メリー・ポピンズの決断する部分"が違うんですよね。だから"似て非なるもの"と"すごく似ているところ"と"まったく違う部分"の3種類が役と自分の間にあって、それを照らし合わせながら、お稽古の中でどれをチョイスしていくのかという作業に今、入っています。でも子供たちとやっていたりすると、いろんな化学反応が起きて楽しいです。

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――Wキャストはライバル関係もありますか?

柿澤:もう、ギスギスですよ!

大貫:ほんとに!?

柿澤:見てわかる通り......嘘です!

4人:(笑)。

柿澤:僕と勇輔は全然タイプも違いますし、メリーもそれぞれ全然違いますし。他のキャストもWキャストが多いので、何通りの組み合わせになるんだろうね? いろんな化学反応が起きるので、何回でも観ていただきたいなと思います。

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――最後にメッセージをお願いします。

濱田:とにかく何も考えずに劇場に来て下されば、必ず素敵な思い出をお持ち帰りできると思います。誰でも誘い合わせのうえ、劇場で楽しんでいただけたら!

平原:メリー・ポピンズが主役ではあるのですが、キャラクターがみんな濃くて。1人1人が主役のような舞台だと思っています。感情移入できる役柄がそれぞれありますし、メリー・ポピンズの台本を初めて見たとき、最後は泣きながら読んでいる状態でした。それくらい実は泣けるミュージカルでもあります。なのでぜひ劇場に大人も子供もみんなで足を運んでいただけたらと思います。

大貫:ディズニー作品ということもあり夢と希望と愛に溢れた作品で。稽古すればするほど、気付きや学びがあるので、稽古場で涙するシーンが何回かありました。それくらい胸に響く、届くとこと作品なので、そこをもっともっと深めていきたいです。未就学児の4歳から観られますし、色んな人たちにこの作品を観てもらえたら本当に嬉しいです。

柿澤:全部言われちゃいましたね(笑)。お子さんは初めての観劇のいいきっかけになる最高の作品だと思いますし、大人は仕事だったりで疲れている方にぜひ観ていただきたいです。そしたら、忘れかけていた思いやりや愛をきっと感じることができると思います。是非劇場に足を運んでください!

公演は、3月18日(日)から24日(土)まで東京・東急シアターオーブにてプレビュー公演後、本公演を3月25日(日)から5月7日(月)まで東急シアターオーブにて、5月19日(土)から6月5日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。

取材・文:中川實穗

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