ミクニヤナイハラプロジェクト最新作『曖昧な犬』新キャストを迎え吉祥寺シアターで3月に上演!劇場近辺のギャラリー2カ所で関連展示も
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ミクニヤナイハラプロジェクトvol.11『曖昧な犬』
ミクニヤナイハラプロジェクト最新作『曖昧な犬』が3月22日から吉祥寺シアターで上演される。劇場近辺のギャラリー2カ所で関連展示も行われる。
本作は2017年3月にクリエイティブセンター大阪ブラックチェンバーにて初演。
『ガドルフの百合』(作・宮沢賢治)の作中に登場する「曖昧な犬」をタイトルとした本作は、何もかも“記録”することで薄れていく“記憶”、モビリティが高くなりあらゆる境界線が曖昧になっていく社会、そして自分がいる世界から脱することのできない閉塞感を、光のない小さな部屋に閉じ込められた3人により描き出し、翻って小さな島国に住む私たちの生き様を照らし出す。
2017年3月『曖昧な犬』@クリエイティブセンター大阪 ブラックチェンバー
2017年バージョンから出演者は一新。青年団に所属し『ソウル市民』『冒険王』などに出演している石松太一、俳優として数々の舞台で活躍するほか映画監督としてもぴあフィルムフェスティバルに入選するなどの活躍を見せている菊沢将憲、DULL-COLORED POPやアマヤドリ、ままごとなどに出演している細谷貴宏の3名で上演する。
さらに、ミクニヤナイハラプロジェクト全公演のチラシデザインを手がけているデザイナー石田直久が、本公演期間中に吉祥寺のギャラリーにて展示を開催。写真家・中島古英とともに、本作に関連する写真やテキストを展示する。
『あんな所に小さい窓が、本当だ、窓だ、でもあんな高いところじゃ』
光のないその部屋からは何も見えず、世界が続いているのかさえ分からない。
閉ざされた空間では様々な感覚が狂ってくる。
沢山の経験をしてきたのに、自分が本当は何を経験したのかなんて、実はよく分かっていない。
記憶は常に曖昧だ。
たとえなにもない閉ざされた世界にあっても、それでも走って、走って、死ぬまで生きる。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
ミクニヤナイハラプロジェクトvol.11『曖昧な犬』
作・演出:矢内原美邦
出演:石松太一、菊沢将憲、細谷貴宏
2018年3月22日(木)~25日(日)/東京・吉祥寺シアター
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【関連展示】
曖昧な犬 記録する 「なんでもない風景について」
会期:2018年3月23日~25日
会場:ギャラリー イロ
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-37-7-101
開廊時間:12:00~19:00(最終日~18:00)
曖昧な犬 記録する 「なんでもない日々について」
会期:2018年3月23日~25日
会場:一日(OLD/NEW SELECT BOOKSHOP)
住所:武蔵野市吉祥寺本町2-1-3 石上ビル1F
開廊時間:12:00~20:30(最終日~20:00)
公式サイト
ミクニヤナイハラプロジェクトvol.11『曖昧な犬』
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