音楽とバレエの間 異なる客層、重ねる試み

バレエ公演とクラシック音楽の演奏会。会場は同じホールでも、客層はまるで異なる。近くて遠い二つの集合を少しでも交わらせようと、劇場や興行主は多様な試みを始めている。 首都キエフで150年の歴史を誇るウクライナ国立歌劇場が年末年始に来日。管弦楽団、バレエ、オペラの順に公演したが、12月27日の「オール・オブ・クラシック プレミアムコンサート」(東京文化会館)は、三つの要素を楽しめる一夜かぎりの特別企画だった。 第1部は管弦楽団が舞台に上がって、ムソルグスキー「展覧会の絵」より「キエフの大門」などを演奏。第 ...