ふるさと創生、楽器を購入

指揮に合わせて、楽器が空気を震わせた。 あきる野市の「秋川キララホール」。音楽好きの市民らで作る吹奏楽団「キララバンド」の週1回の練習風景だ。 チューバやユーフォニアム、ファゴット……。ところどころ傷みも目立つ約20個の楽器は、1989年(平成元年)頃、竹下内閣の「ふるさと創生事業」で交付された1億円のうち、1000万円を使って購入された。 「あの時、よくぞ楽器を買ってくれたという思いでいっぱいです」 結成当時からのメンバーで、現在は常任指揮者兼音楽監督を務める小玉公二さん(57)は、振り返る。 ■吹 ...