T-worksが後藤ひろひとの演出で『源八橋西詰』を上演!

genpachi

T-worksとは、関西を拠点に活動している女優丹下真寿美の魅力をより多くの人に知ってもらいたい! と立ち上げたユニットで、その第1回公演が大阪の一心寺シアター倶楽(1/12~14)と、東京のテアトルBONBON(1/23~28)で行われる。
『源八橋西詰』は後藤ひろひとが遊気舎を退団した後、脚本家として起用された最初の作品で、初演は1996 年。後藤自身の演出による再演は1998年の遊気舎での公演以来となる。
丹下真寿美を支える共演者はベテラン(?)3人。再演時のオリジナルキャストで現在遊気舎の代表でもある久保田浩。ジョビジョバ再起動で意気軒昂!「最高に楽しい男」坂田聡。そして、言わずもがなの「大王」後藤ひろひと、なんとも贅沢なキャスティングだ。

Image_006

20年前の作品を自らの手によって新たな生命を吹き込もうと、趣味の昆虫採集飼育に精を出しつつ、研鑽の日々を送る大王からメッセージが届いた!

【後藤ひろひとコメント】

Daiou

元劇団そとばこまちの俳優だった松井康人氏がおかしげな連絡をくれた。「女優の丹下真寿美を売るためのプロデュースを発足させたい。その第一回公演は後藤君の『源八橋西詰』を上演したい。」なにやら面白そうだったので上演許可のみならず演出・出演も買って出た。ところが私は肝心の丹下真寿美を知らない。松井氏がそこまで惚れ込む大阪在住の女優とは一体何者なのか? 私はさっそく彼女に会わせて欲しいと申し出た。ところがだ。いつまで経っても彼はその機会を与えてくれなかった。何度かニアミスもあったのだが丹下真寿美は猛烈に忙しく舞台出演をしているために会えないと言う。だんだん不気味に思えてきた。本当はそんな女優は存在しないのではないだろうか? 多忙な松井氏がそのストレスから想像の中で生んでしまった「初音ミク」的な架空の人物なのではないだろうか?
結局彼女に出会えたのはつい最近だ。まずは実在の人物である事だけは確認できた。しかし稽古が始まって現れる人物がまた別人であったらどうしよう? という不安がある。「あの子ら全員で丹下真寿美なのよ」とユニット名だった事を知らされたりしたらどうしよう?
実在するのか? 単数なのか? 丹下真寿美に興味のある方は是非劇場にお越し下さいな!

【ストーリー】
『源八橋西詰』は出演者の3人が1本ずつ主役を務める短編3本のオムニバス作品。
第1話は、犯罪に絡むある特殊な職業「詐病師(さびょうし)」の話で、詐病師(作者の造語です)とは、凶悪犯罪者を無罪判決に持ち込むプロ、すなわち、精神鑑定で「異常につき犯行時の責任能力なし」と診断させるための偽物の精神異常者を作り出すインストラクター。そんな特殊な職人と上訴審に挑む連続殺人鬼とによる密室会話劇。
第2話は、見るからに気持ちの悪い恋愛ストーリーを売りにする劇団の「看板女優の話」。公園での一人稽古の最中に劇団座長が現れ、彼女の人生をゆるがす意外なバカ決断を告げるのだが・・・。
第3話の「童話作家の話」は大王代表作の一つ「人間風車」の原型で、入院中の女の子が語る「カッパミイラちゃん」の話を童話作家が聞いて、それを盗んでしまうのだが、実はその女の子は・・・。
ブルースの巨匠ロバート・ジョンソンの名曲『Crossroads Blues』が流れる中、悪魔に魂を売るために源八橋西詰で人を待つ3人の姿が闇へと消えてゆく。

〈公演情報〉
genpachi_u

T-works
『源八橋西詰 ~ I’M STANDING AT THE CROSSROADS AGAIN ~』
作・演出・出演◇後藤ひろひと(Piper)
出演◇丹下真寿美 久保田浩(遊気舎) 坂田聡(ジョビジョバ)
1/12~14◎一心寺シアター倶楽(大阪)
1/23~28◎テアトルBONBON(東京)

T-worksホームページ www.t-works-works.com


『ストリップ学園』
kick shop nikkan engeki