岸洋子さんが弾いたピアノ 親族が出身地の酒田市に 市民会館に常設展示 /山形

酒田市出身のシャンソン歌手、故・岸洋子さん(1934〜92年)が使用していたピアノが、親族から市に寄贈された。帰省するたびに鍵盤に向かい、いとこを指導していたという。ふるさとの空の下、力を満たしてくれたであろう楽器。市民会館「希望ホール」に常設展示されている。 岸さんは同市在住の声楽家、故・加藤千恵さんに才能を見いだされ、酒田東高卒業後に上京。東京芸大声楽科で学んだ。64年に「夜明けのうた」、70年には「希望」で日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。 76年の酒田大火の際に実家が焼失したが、復興義援金を募 ...